その他
ホスピスから学ぶホスピタリティ講演会を開催しました
2012.05.13
その他
2012年5月13日、十字屋ホールにおいて「大切な人とのスピリチュアルコミュニケーション」と題して講演会を開催し、約100名の皆様にご来場いただきました。講演会に先立ち、株式会社十字屋のご協力により、稲川美穂様からハープ演奏をいただき、会場が癒しの音色に包まれました。
講演会では、講師の林章敏先生(聖路加国際病院緩和ケア科部長)から、最新の緩和医療における概念を、具体的事例とともに分かりやすくご説明いただきました。その後、松浦和代先生(札幌市立大学看護学部教授)の解説を交えた進行により、参加者から出た質問に丁寧に答えていただきました。
林先生のお話から、心身ともに辛い状況にある患者と家族が「その人らしく」生活できるように支援することの大切さを再認識し、ファミリーハウスも病気の子どもと家族が「その人らしい生活」が送れるように、「第二のわが家」として機能を担っていく重要性を共有できた講演会でした。
また、会場内では日頃の活動を写真で展示。バザーコーナーでは、ボランティアさんの手作り品にまじって、長崎のペンギンの会の野添恭士さんからの協力で長崎のおいしい人参を販売。東京の水源地山梨県小菅村からご協力をいただき、多摩源流水を皆様にご提供いたしました。準備から当日の運営に至るまでたくさんのボランティアさんにご協力いただきました。
日時:2012年5月13日(日) 13:00~15:30
場所:十字屋ホール(東京都中央区)
参加:91名 (一般・ファミリーハウス支援者・ボランティア・理事・スタッフ)
内容:
講師/聖路加国際病院緩和ケア科 部長 林 章敏 先生
ファシリテータ/札幌市立大学看護学部 教授 松浦 和代 先生
ハープ演奏/稲川 美穂 様
主催:認定特定非営利活動法人ファミリーハウス
協力:株式会社十字屋
平成24年度 財団法人JKA補助事業