ボランティアの声
中村 みどりさん
2016.09.04
ボランティアの声
40年ほど前、私は仕事・子育て・家事できりきり舞いの生活を送っていました。中でも二人の子育てでは困ったな・・・と思うことがしばしばでした。でもそんな時、必ず周りの何方かが助けて下さいました。とても有難く私の心は感謝で満たされ、こんな事を強く思っていました。「将来、子育て中のお母様達の手助けをしよう!」「恩返しをしよう!」
たくさんの思い出を作った仕事を終え、全くのフリーになった数年前、梅が丘のボランティアビューローを訪ねました。スタッフに「仕事は同じです」と紹介されたのが、マクドナルドハウスとファミリーハウスでした。その時マクドナルドハウスの名前は知っていましたが、ファミリーハウスについては初耳でした。両方とも子育てに関したボランティアでしたので、どちらを選んでも良かったのでしたが、何も知らないが故に興味を抱いたファミリーハウスを選びました。
現在は他のボランティア活動との関係もあり、月に二回のリネン交換をメインとして参加させて頂いています。周りの方々は私よりもお若い方が多く、皆様に助けられての活動で「あら!まぁ?!私は相変わらず助けられてばかり・・・」と苦笑している状態です。こんな私ですが、スタッフをはじめお仲間達の温かいお気持ちとチームワークの良さがあって、気持ちよく続けられています。
ファミリーハウスに関わったことにより、今まで知らなかった世界を知りました。素晴らしい方々にも巡り会いました。お母様がたからも学びを得ています。ボランティア活動を通して、手助けをするとかされるとか一方通行はあり得ないことの再認識もしています。私は若い頃に抱いた想いを達成しているかもしれません。