ハウス利用者の声
栃木県在住のお母様より
2016.01.01
ハウス利用者の声
厳しい寒さが続きます。ファミリーハウスの皆様はいかがお過ごしですか?このたびは、息子の手術の付き添いでの滞在で、大変お世話になりありがとうございました。
はじめての手術は13年前、息子が3歳の時でした。当時は、幼児でもあり時代もあって24時間付き添いでした。その後の闘病生活では、同じ病気のお子さんの親御さんから「通い付き添いの時にファミリーハウスに大変お世話になったよ」とのお話はよく伺っていました。
「いつかは再手術の可能性もあるか?」と不安を持つ日々を送る私に友人がくれ、お守りのように持っていたハウスについての新聞の切り抜きもご縁だった気がします。
主治医の先生から、再発・再手術の告知を受けた時に、ショックの中で携帯のアドレス帳に入れてあった「ファミリーハウス」にすがる想いで電話させていただきました。温かい対応にたくさんのパワーをいただきました。ハウスでは、慣れない東京での通い付き添い生活と、それ以上に難病の再発治療に悩む私を、ハウスマネージャさんをはじめスタッフのみなさんがどれだけ支えてくださったか感謝につきません。疲れて帰ると温かい笑顔で「おかえりなさい」と応えてくれることで、難病と向き合う息子を支えるのに精一杯で疲れた身も心も癒されました。
息子が幼い頃は簡易ベッドか病院の小児用ベッドに一緒に身を丸めて添い寝しましたが、ゆったりとしたハウスのお部屋で、翌日も付き添う英気を元気に回復できました。洗濯設備や自炊設備もとてもありがたかったです。遠方治療で「どんなことでもしてやりたい」と思う反面、どうしても伴う経済不安にも本当に助かりました。
ファミリーハウスの皆さまに支えられて、おかげさまで、昨日より登校して日常生活に復活しつつある息子をみると、涙がでそうな気持ちと同時に、息子をささえるように同じ状況の方々を一緒に支えていきたい気持ちもたくさん湧いてきます。少しずつですが、出来ることで支援、お手伝いなどをさせていただけたらと思っております。
ファミリーハウスの皆様の今後のご活躍を応援しています。
最後にもう一度言わせてください。本当に、本当にありがとうございました。